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開発事例

Case Studies

事例紹介

IPA(アルコール)を保持する多孔質リザーバー

計測・分析機器向け 中空円筒の連続多孔質体

計測・分析機器メーカー様の装置内でIPA(イソプロピルアルコール)を保持・供給する中空円筒状の部品として、気孔率70〜75%と硬さを両立した連続多孔質体「ヤマハチポーラス」を開発し、量産採用いただいた事例です。

■ 課題:装置に必要なIPA含浸量に余裕がない
計測・分析機器メーカー様より、装置内でアルコール(IPA)を保持・供給する円筒状の多孔質部品についてご相談をいただきました。従来品では、装置に必要なアルコール含浸量に対して余裕がないことが課題。硬さと高い気孔率(70〜75%)を両立し、十分な量のアルコールを保持できる材料が求められました。

■ 解決:硬さと気孔率70〜75%を両立した中空円筒の連続多孔質体
孔同士がつながった連続気孔(オープンセル)構造により、液体を内部まで吸液・保持できる多孔質体を開発。押出成形で中空円筒(パイプ状)形状に対応し、要求されるアルコール含浸量・保持性能を満たすよう気孔径と硬さを調整しました。試作と評価を重ね、寸法精度・含浸量・保持時間の要求をクリアして量産化しています。

■ 効果・用途:計測・分析機器の部品として量産採用
アルコールを供給する計測・分析機器の部品として採用され、継続的にご購入いただいています。お客様のご評価として「含浸速度が速く、気孔率が高い」点を挙げていただきました。当社ではお客様の用途に合わせた材質・気孔率・形状のカスタム開発に対応しています。

■ 使用製品・機能
円筒状 連続多孔質体(ヤマハチポーラス・押出成形)/吸液・保持(アルコール/IPAのリザーバー・液保持体)/高気孔率・硬さのカスタム設計

特 長
・硬さと高気孔率(70〜75%)を両立
・アルコール(IPA)を多く保持できるリザーバー設計
・押出成形で中空円筒形状に対応
・材質・気孔率・形状のフルカスタム対応

■ よくあるご質問(FAQ)

  • Q. 多孔質体はIPA(アルコール)の保持に使えますか?
    A. 使えます。ヤマハチポーラスはポリオレフィン系(ポリエチレン等)をベースとし耐薬品性を持ち、IPAなどアルコール系溶剤の保持・供給部品として量産採用実績があります。
  • Q. 多孔質体はアルコール以外の薬品の保持に使えますか?
    A. 使えます。ヤマハチポーラスはポリオレフィン系(ポリエチレン等)をベースとし耐薬品性があります。耐薬品性については、こちらをご参照ください ⇒ ヤマハチポーラス適合表
  • Q. 気孔率はを保ちながら、硬さと両立できますか?
    A. 標準で60〜80%、本事例では70〜75%を確保しつつ硬さ(形状保持)を両立しました。用途に応じて気孔径・硬度・気孔率を個別設計します。
  • Q. 中空円筒(パイプ状)の形状は作れますか?
    A. 押出成形で対応可能です。ご希望の外径・内径・長さをお知らせいただければ、対応可否と最適な形状をご提案します。
  • Q. サンプルや試作は依頼できますか?
    A. 可能です。無料サンプルを進呈しています。用途・液種・形状をお知らせください。

■ 関連情報 ヤマハチポーラスとは?ポーラスローラー

公開日:2026年8月11日

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