多孔質ペン先
「描く」を、設計する。40年以上のノウハウで、お客様の用途に最適なペン先を。
ヤマハチケミカルの多孔質ペン先は、独自開発の連続多孔質体「ヤマハチポーラス」の技術を応用した、ポリエチレン製のペン先です。スポンジ状に連通した無数の微細な気孔(細孔)を持ち、優れたインク追従性と滑らかな筆記性能を実現します。→ ヤマハチポーラスとは

■ 主な用途
当社は、デザインマーカー・アートマーカーをはじめとする筆記具向けに、用途と使用インクに合わせた完全オーダーメイドで供給しています。ペン状の塗布具など、筆記具以外の用途開発にも対応します。
| 用途 | 求められる性能 | 対応する形状 |
| デザインマーカー | インク追従性・線幅の均一さ | ブラシ, チゼル |
| アートマーカー | 筆圧による線の強弱・復元性 | ブラシ, チゼル |
| ペン状の塗布具(筆記具以外) | 薬液・溶剤への耐性、塗布量の安定 | 特殊形状(個別設計) |
■ 40年以上の開発・製造体制
1980年代、独自の連続多孔質体「ヤマハチポーラス」の技術を応用し、多孔質ペン先を開発しました。以来40年以上、国内外の筆記具メーカー・画材メーカーへ完全オーダーメイドで供給しています。多孔質ペン先の性能は、気孔径と硬度で決まります。原材料の選定から気孔径の設計、成形加工まで全工程を社内で行い、用途・要求性能・使用インクに合わせて調整します。研磨加工に加えて射出成形・押出成形の設備も備え、試作から量産まで一貫して対応します。
ヤマハチケミカル 多孔質ペン先 特長
| 項目 | 内容 |
| 先端素材 | ポリエチレン(微細連続多孔質) |
| 用途 | デザインマーカー、アートマーカーなど (他分野用途のペン状多孔質の開発も可能) |
| 形状 | ブラシ、チゼル、特殊形状 |
| 標準サイズ(外径) | φ2.5 ~ φ6.5mm |
| 適合インク | アルコールインク、油性インクなど |
| 調整可能な物性 | 硬度、気孔径 |
| 加工方法 | 射出成形、繊維芯組付、研磨加工 など |
| 製造拠点(自社工場) | 日本、中国 |
基本形状
ブラシ、チゼルなど、用途に応じた基本形状をご提供します。
特殊形状
特殊な用途に対応する、独自の形状もご提供します。
日本と中国の自社工場による安定供給
ヤマハチケミカルは、日本と中国に自社工場を持ち、技術開発から量産までを一貫した体制で運営しています。日本本社で蓄積した技術ノウハウを中国工場にも展開し、品質を維持しながら、お客様のニーズに応じた供給規模に対応します。
オーダーメイドの流れ
当社の技術サポートチームが、お客様のご要望をきめ細やかにヒアリングし、オーダーメイドの開発・量産を進めます。
■ よくある質問
どんなインクに対応できますか?
アルコールインク、油性インクなどに対応します。ポリエチレンをベース材料としているため耐溶剤性・耐薬品性に優れています。使用予定のインクをお知らせいただければ、適合性を確認したうえでご提案します。
対応できる形状・サイズを教えてください。
標準サイズは外径φ2.5〜φ6.5mmで、ブラシ(毛筆調)、チゼル(角芯)のほか特殊形状にも対応します。硬度と気孔径は用途に合わせて調整できます。図面をお持ちの場合は、図面どおりの形状で製作した実績があります。
いま使っているペン先からの切り替えも相談できますか?
できます。現在お使いのペン先の課題(先端の摩耗、インクの出方、筆記感など)をお聞きし、試作・サンプル評価を経て量産にいたる開発プロセスでご提案します。
■ 関連コラム
ペン先の技術や用途について、詳しくご紹介しています。
【技術コラム】アートマーカー用「ペン先」の種類
【技術コラム】ペン先(ニブ)とは?素材・形状の種類と、なめらかに書ける仕組みを解説
【開発事例】多孔質ペン先のカスタマイズ(筆記具メーカー向けフルカスタム開発)
■ ヤマハチポーラス技術について
多孔質ペン先は、ヤマハチケミカルが独自開発した連続多孔質体「ヤマハチポーラス」を応用した製品です。素材の特長や加工技術、機能と用途、開発サポート体制について、以下のページで詳しくご紹介しています。
→ ヤマハチポーラスとは → 特長と加工技術 → 機能と用途 → 開発サポート
| 製品の問い合わせ・サンプルのご依頼 |
多孔質ペン先は、お客様の用途・要求性能・使用インクに合わせた完全オーダーメイドでご提供します。試作・サンプル評価を経て、量産にいたる開発プロセスでお応えします。
新規開発のご相談、既存ペン先からの切替検討、特殊用途への応用など、お気軽にお問い合わせください。
















